2010/01/15

社長の思い その10: 1年の計は年末にあり

謹賀新年
スタッフからの意見もあり2009年の暮れに2010年の売上計画を立てました。それは、状況が分らないまま新年をスタートするのは遅いからです。

そうすると年末のお礼の挨拶周りは模型を片手に受注要望の会社訪問になり、手ごたえのある応対を訪問先の方も私も確認することができました。おかげで新規取引の話も出ました。

次に毎年正月休みに書類化していた「私の夢・目的」を年末にする事ができました。これは、たまたま年末の休みに出勤していたスタッフとも 「一年の計は年末にあり!」と意見が合いました。

今年もより積極的にコンペに挑戦し世の中に出るチャンスを伺っています。現在挑戦しているのは千葉県にあるこじんまりとした美術館のリニューアルコンペです。やりたい仕事がコンペになっているのでやりがいがあります。結果は3月です。楽しみです。




2009/11/10

社長の思い その9:10周年記念展

2009年10月23日 中之島中央公会堂で無事10周年記念展を終えることが出来ました。
平日の金曜日一日のイベントでしたが81名の方が見学してくれました。
手土産、お花と本当に有難う御座います。
A1・ID設計の仕事内容を分かり易く理解して頂く為にスタッフが発案して出来たイベントです。
準備の約1ヶ月、製作家具6点、「よくやった。」とスタッフ一同と同じ思いです。

殆んどの見学して頂いた方の感想は...
 ・建築設計の仕事がよく分った。
 ・丁寧な仕事振りが良かった。
 ・興味があったので楽しかった。
 ・巾広く設計の活動をしているとは思わなかった。
 ・普段の井戸さんからは創造できなかった。・・・(飲み友)

スタッフも担当した施主様が来てくれたりして嬉しそうに説明をしていました。
A1・IDの関係者、協力パートナーなどの方に対しても積極的に対話して良かったと思います。
一日で終るのがもったいないと、皆思っているので又イベントをしたいし、出来る自信が付きました。

イベントの目的の1つに将来の「A1・ID設計の進むべき道」を提案することでした。
イベント成功の自信から多くのものを学びました。

一番大きかったのはチームワークです。
・企画も実行も仕事の忙しい中、その時にいるスタッフの誰一人欠けても実現出来なかったこと。
・企画事務所として活動する姿勢を見てもらい共感を得たこと。
・スタッフの能力の高さを発揮できたことです。

反省点は
スタッフに休養してもらいリフレッシュして仕事をする時間のゆとりが今ないことです。
が、解決します。これも社長の思いです。

2009/10/14

嬉しい思い その8:住宅コンペ・結婚式




10月11日は2つの嬉しい出来事がありました。
その1つはその日の午前中にドリカムパートナーという建築家の仕事をプロデュースする会社からコンペ当選の連絡がありました。写真は5人の建築家によるコンペに出した模型の写真です。今期からコンペに参加して好きな住宅の仕事を増やす目標にしていました。今回はその1回目の挑戦で当選した訳ですから嬉しいです。コンセプトづくりからプラン作成・模型まで結構タイトでした。その分プレゼンテーションでは丁寧に施主様に説明を行いました。チームプレイで勝ち取ったコンペだったので喜びひとしおでした。

そして、その日の午後から弊社のスタッフの結婚式・披露宴・2次会に出席しました。2次会にはスタッフ全員参加したので、コンペ当選の報告をその場で行い参加者で祝って頂き思い出に残る日となりました。

事務所のスタッフが結婚することは大変な責任を感じています。より充実した生活が出来るようにしなければなりません。今回はその1つの試みとしてコンペ参加した訳です。将来このような努力が実る予感がします。10月23日に行う10周年のイベントも同じ思いで成功させる気持ちです。
ここまで来たのも、周りの皆さんのおかげと、素直に思います。益々楽しい事務所になるように頑張ります。

2009/10/08

社長の思い その8:10周年記念展


早いもので2009年10月1日で開業して丸11年が経ちます。
それまでに10年目の記念をするつもりだったので、
10周年記念として中之島の中央公会堂の展示室にてイベントを行います。

目的はA1・ID設計がどんな事務所で、
どんな仕事をしているかを設計活動を通して紹介することです。
一口に建築設計と言っても色んな種類があるので一言では説明できません。まずわかりやすく理解してもらいたいと思っています。

設計の基本は住宅設計にあります。何故そうなのか?
設計のプロセスから竣工までを見て頂く事で、
そこにどのような生活が描かれていくのか?
「住むなら人生を楽しむ家」とはどのようなコンセプトなのか?
少しでも理解しやすく展示しますので是非見に来てください。

又、事務所方針として、相談しやすく、
企画とデザインが得意な設計事務所を目指しています。
これは現在進行中の大型プロジェクトなどを紹介し、
あわせて関連地域での企画提案をワークショップで体験するコーナーを設けています。
企画提案がどのように変化していくのか良く分ると思いますので参加してみてください。

2009/08/10

設計・デザインへの思い その6:堺ノ街


写真(堺市立中央図書館所蔵)は明治36年に堺の大浜公園で行われた第5回内国勧業博覧会の会場に出来た海浜リゾート施設です。当事の内務卿大久保利通が「富国強兵・殖産興業」の近代化政策の為明冶10年に第1回内国勧業博覧会が上野公園で行われ堺が最後の博覧会になりました。

当時の政策が反映された大変素適な施設ではありませんか?この施設の直近までチンチン電車が入りとても活気がありました。大桟橋とホテル、付近にはなんと木造4階建のホテルもありました。近くには堺港があります。日本では長崎と堺だけが海外取引があった港です。その勢いを感じる写真です。

街の鳥瞰図(進研究室作成)は当事栄えた堺駅があった街区です。昔とは違い現在は海との間に国道・阪神高速・コンビナートがあり海と分断され昔の賑わいのない街区になっています。今の堺駅はこの鳥瞰図上部(北側)の川の向こうにあり、堺港は左上の位置にあります。人々は駅北側で再開発された区域に集まっています。

過去と現在の違いを想像しますと、当事は人の動きとその街が持っていた個性が一体となり鉄道なり、建物なりが同じ様な方向性を持って建設されたと思います。鉄道・土木・ホテル・大桟橋・商店・住民等々それらを繋ぐ意識が有形、無形に関わらず協業された結果できたのだと思います。

現在、私はこの海から分断された地域の中で、ある施設のリニューアルの企画デザインから設計提案をしています。取り組みとしては地元との関係性をまず原点に置き、多種多様な業種の人とコラボレーションを行いながらそれぞれの知恵をこの地域に反映させています。見かけだけの改装に終ることなく、地域と一体となりえるリニューアル事業の仕事を目指しています。

プロジェクトの成功の鍵は、地域の発展につなげることが重要なのです。

2009/07/20

街への思い その6:東寺内サマーフェスティバル

7月18日におこなわれた、我街東寺内町のミニ公園で毎年行われているサマーフェスティバルです。

夕方の写真なので提灯の明かりが鮮明ではありませんが実は今年初めて取り付けたものです。協賛企業38社の名前が入っています。提灯をみて町役員全員「やって良かった」と言いました。

私も役員ですが、やはり役員さんが楽しまないと長続きしません。子供が少なくなり高齢化している町ですが楽しむ為のポイントと思います。

おかげで様で参加数が年々増えています。増える分次回に向け反省とと改革しなければ会員から不満がでます。

他の行事も色々ありますが同じ気持ちで役員・班長さん達と力を合わせないと成功しませんね。それは会社経営と同じものがあります。顧客の喜んでもらう為には社員さんが楽しんで仕事をしていないと伝えることは出来ません。今年学んだ1つです。

2009/06/27

設計・デザインへの思い その5:F邸完成披露

F邸は敷地の間口が狭い豊中市の住宅地にあります。施主のご夫妻はそろってこだわりを多くお持ちで、プランの決定までに時間が掛かりました。

スタッフの日裏君が夜遅くまで打合せを行いまとめました。とにかく風通しが良いこと、使い勝手が良く、明るく広い住宅を要望されていました。

完成し住み始めると希望以上の住宅が手に入り感激されていました。「住むなら人生を楽しむ家」で生活を楽しんでいます。

完成披露の前にわざわざ事務所に来てお礼の言葉を頂きました。そんな生の声をスタッフは聞き嬉しさと誇りに感じたと実感しました。私の方がF様にお礼を言いたかったぐらいです。

その後披露食事会に招かれました。その時の2階のバルコニーで取った写真です。少し高めの木製の手摺は対面の住宅からプライバシーを守りながら風と光を通すデザインをしています。このバルコニーは内部のリビングと一体になるプランでキッチンからも見通せます。

両サイドの方がご夫妻です。日裏君は右から2番目・私は昨年の末から金髪にしています。見てびっくりされる人もあるかと思います。やってみると中々刺激的で発見が多くありますよ。それは又の機会にブログします。